日弁連公開学習会「風力発電による騒音・低周波音問題の健康影響と規制の必要性について」(オンライン)
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- 4 日前
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日本弁護士会より標記についてご案内があります。
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公開学習会「風力発電による騒音・低周波音問題の健康影響と規制の必要性について~再生可能エネルギーのより一層の推進のために~」
メガソーラーや大規模風力発電施設の建設に伴い、全国各地で、自然環境、生活環境破壊が発生し、地域住民との間に軋轢が生じています。
大規模風力発電施設の固有の問題として、風車の回転により発生する騒音、低周波音・超低周波音による健康被害の問題があり、既に大規模風車が稼働している地域で被害を訴える住民もいます。
しかし、環境省が、「風力発電施設から発生する騒音に関する指針」を公表し、「風力発電施設から発生する騒音が人の健康に直接的に影響を及ぼす可能性は低い」、「風力発電施設から発生する超低周波音・低周波音と健康影響については、明らかな関連を示す知見は確認できない」としているため、低周波音・超低周波音は十分な調査さえされていないのが現状です。
そのような中で、北海道から北陸にかけての日本海側で離岸距離が数㎞の距離で超大型(1基当たりの出力が10メガワットを超えるものもある。)の洋上風力発電建設計画が進んでおり、健康被害の大規模な発生が懸念されています。
この点について、当連合会は、2024年人権擁護大会における「人権保護として再生可能エネルギーを選択し、地球環境の保全と地域社会の持続的発展を目指す決議」において、風力発電を含む持続可能な再生可能エネルギー供給を推進するためには、地域住民の低周波騒音等による健康被害等の状況を改善することが急務であることを指摘しているところです。
そこで、騒音・低周波音問題の専門家、医師等の専門家を招き、風力発電による騒音・低周波音問題の健康への影響についての講演や規制の必要性についてディスカッションをいたします。
日時:2025年6月24日(火) 18時00分~20時00分
開催方法:Zoomウェビナー(定員500名)
参加費:無料(どなたでもご参加いただけます。先着順)
内容
(1)開会挨拶 日本弁護士連合会副会長
(2)講演
講師:田鎖順太氏(北海道大学地域環境研究室助教)
内容:風車騒音・低周波音の実態と健康リスクの評価
(3)講演
講師:影山隆之氏(大分県立看護科学大学教授)
内容:風力発電施設による健康影響
(4)討論
討論者:
影山隆之氏(大分県立看護科学大学教授)
田鎖順太氏(北海道大学地域環境研究室助教)
傘木宏夫氏(NPO地域づくり工房代表理事)
公害対策・環境保全委員会メガソーラー問題検討プロジェクトチーム委員
司会:公害対策・環境保全委員会メガソーラー問題検討プロジェクトチーム委員
テーマ:風車による健康被害発生を防ぐために必要なこととは(仮題)
■申込フォーム(〆切6月20日)
PDFチラシ (PDFファイル;262KB)
※接続方法等の詳細は、開催日が近づきましたら、申込みされた方宛てにメールでご案内いたします。
主催:日本弁護士連合会
お問合せ先:日本弁護士連合会・人権第二課
TEL:03-3580-9507
【注意事項】
①本公開学習会の参加方法は、申込時に入力いただいたメールアドレスにご連絡します。
メールアドレスに誤りがありますと、この連絡が届きませんのでご注意ください。
②パソコン、タブレット、スマートフォンなど、インターネット接続のできる機器とインターネットをご利用いただける環境を参加者各自でご用意ください。参加にかかる機器利用およびインターネット接続にかかる通信料は各参加者の自己負担となります。
③Zoomについては、Zoomサービス規約の内容をご確認いただき、同意の上でご利用ください。
④当日、何らかの理由で通信が中断し復旧困難となった場合、やむを得ず公開学習会を中止する可能性があります。
また、PC環境・通信状況等の不具合については日本弁護士連合会では責任を負わず、サポート対応等も行いかねますのであらかじめご了承ください。
⑤日本弁護士連合会では、本公開学習会の内容を記録し、また、成果普及に利用するため、本公開学習会の様子の録画、写真撮影および録音を行っております。撮影した写真・映像および録音した内容は、日本弁護士連合会の会員向けの書籍のほか、日本弁護士連合会のウェブサイト、パンフレット、一般向けの書籍等にも使用させていただくことがあります。
⑥報道機関による取材が行われる場合、撮影された映像・画像はテレビ、新聞等の各種媒体において利用されることがあります。
⑦配信内容の撮影・録音等はご遠慮願います。参加者個人での録音・録画・キャプチャーなどを利用した記録や二次使用は固くお断り申し上げます。
以上
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